僕の服バカ日記 EP.75

僕の服バカ日記 EP.75

STAFF:ハル
instagram:haru_02018


こんにちは!服オタのハルです!!


約半年程前、

ケントさんのYouTubeチャンネルにて
26SSの展示会の動画を
覚えているでしょうか?


その動画内でOVERCOATを
紹介した際、

とあるシャツをケントさんが
大絶賛しその後も店頭では

「いつ入荷するか?」と
話題になっていたアイテム。


そのアイテムが入荷し
数週間経ちましたが、

今だに顧客さんからあの
シャツの話題が上がり

選んでいく人が後に絶えない。


別注か!!ってぐらい数をやっていたので
まだ在庫はありますが、

甘く見ていると直ぐに
無くなりそうなので

先にご紹介しようと思い今回の
ブログにて語らせて頂きます。


さっそくアイテムのご紹介を。


OVERCOAT
-Chiyonofuji Collaboration Tuxedo Shirt-



皆さんは「横綱・千代の富士」を
ご存じでしょうか?


第58代横綱「小さな大横綱」として
一時代を築いた名力士で、

国民栄誉賞に輝いた程偉大な相撲取り。



千代の富士は血のにじむような
努力を続け才能を磨き、

100キロ以上も大きい相手を
投げ飛ばしその魅力を相撲ファンに見せ続けた。


そんな横綱・千代の富士が、
断髪式後の宴席で実際に着用していた
タキシードシャツを、

当時のサイズそのままに再現した
一着がこの

"Chiyonofuji Collaboration Tuxedo Shirt"


そもそも何故ファッションブランド
OVERCOATが

横綱のタキシードシャツを
製作したのかと言うと、

千代の富士の長男 秋元剛氏と
OVERCOATのデザイナー大丸さんとの
親交をきっかけにスタート。


横綱・千代の富士が実際に
着用していたシャツとセットアップの写真


資料として提供された
遺品の服を試着する中で、

ファッションアイテムとして作られた
オーバサイズではなく自ずと生じる
"オーバーサイズ"なシルエットに惹かれ、

「横綱の身体のスケールを
体感することの面白さを感じた」と

言う想いから製作が決まった。



大丸さんは100ブランド以上の
ブランドのパターンを手がけてきた
言わば洋服のスペシャリスト。


大丸さんの高い造形知識と
独自技術により、

遺品のタクシードシャツを
解体することなく正確に型紙をトレースし、


当時「横綱・千代の富士」が
着用していたシャツを現代に甦らせる。



OVERCOATの特徴と言えば、
大丸さんの経験と技術を活かした高いパターン技術。


既製服でありながらその人の為に
製作された1着に感じる

オートクチュールのような
美しいシルエットとフィット感が強みですが、

あえてパターンには手を加えず、
ありのままの”千代の富士サイズ”を再現。



そうする事でその中にあった
肉体や人生まで感じられる一着に仕上げたと。


身長180cmというと一般的には
大柄ではありますが、

力士の世界ではむしろ小柄な部類。


ファッションと言う観点で
見ればオーバーサイズだと見て取れますが、

このシャツのルーツを知っていると
また違った見え方になるのが面白い。



袖口はロールアップし、
アジャスターで留めることが可能。


着こなし次第で表情を変えられる、
実用性も兼ね備えた仕様となっています。



横綱・千代の富士を知っている方、
知らない方関係なく是非一度
袖を通してみて下さい。


白シャツと一括りにする
事は出来ますが、

このシャツには日本の歴史に
名を残した1人の横綱の歴史を感じ取れるアイテム。


それはもう既製服の概念を超え
特別な想いまでトレースされています。

Back to BLOG