STFF : ソウタ
instagram : sootaaa_1234
皆さんこんにちは!
GWこんにちは!
signのソウタです!
連休がスタートし、外出される方が多いはず。
そして気温が上がってきたからこそ
オススメしたいアイテムがあります。
オススメしたいという気持ちもありながら、
ただ語りたい。笑
そう思ってしまったアイテムを
本日はご紹介させてください。
上質な素材とミニマルなデザインで知られるブランド、
”UNDECORATED”
そんなブランドの2025年春夏コレクションで、
ひときわ目を引くアイテムがありました。
それが「Organic Cotton Denim Pants*Crashed」
これまでのUNDECORATEDのイメージを
軽やかに覆す、自由で、
どこかノスタルジックな1本です。

デザインの原点は、
デザイナー自身の20年前の記憶
このデニムが生まれた背景には、
デザイナー河野さんの個人的な体験がありました。
実家の引っ越しに伴い整理した荷物の中から、
学生時代に愛用していたダメージデニムが
出てきたのだそう。
そのデニムは、両膝が大きく破れ、裾もすり切れ、
年月と共に刻まれた「味」が滲む一着。
かつて原宿の古着屋に通い詰め、
ファッションを純粋に楽しんでいた頃の自分を
鮮やかに思い出させた。
そんな感情が、
今回のデザインのきっかけになったとの事でした。
↑河野さんが実際に履いていたデニム
ベーシックでミニマルなUNDECORATEDに、
あえて“感情”を持ち込む
今回のコレクションでは、
そうした理性に寄り添うデザインに、
もう一つの軸
「ファッションを楽しむ心」が加わりました。
それが、このデニムです。
僕は、そんな「ファッションを楽しむ心」を軸にした
事柄に心をうたれました。
一見、何気ないことのように思える
「ファッションを楽しむ」という感覚。
それは服が好きになった誰もが最初に抱く、
純粋な喜びのはずです。
しかし、ファッションを深く追求するうちに
「正解」を探してしまい
何を着ればいいのか分からなくなって、
迷走してしまうこともあります。
(実際僕も、そんな時期がありました。笑)
でも、本来ファッションに“正解”なんてありません。
それは一人ひとりの感性で表現するもの。
いや、感性を通じて“表現できるもの”です。
だからこそ、「ファッションを楽しんでいる人」が
一番自由で、自分らしさを存分に表現している。
そして、何よりもファッションを心から
楽しめているんです。
忘れがちな初心を思い出させてくれるアイテム
それは、自分の中に
新しい風をおこしてくれるかもしれませんね。
素材・シルエット・ダメージ
“思い出”と“今”の絶妙なバランス
このデニムのシルエットは、
かつて流行したブーツカットから
現代的なストレートに。
大胆なクラッシュ加工に加え、
白のペイントを施すことで、
UNDECORATEDらしいクリーンな
印象も保たれています。
素材に選ばれたのは、
デニムでは珍しいオーガニックコットン。
柔らかく、肌に優しい質感で、
従来の無骨なイメージとは一線を画します。
耐久性を追求する“ワークウェアとしての
デニム”とは真逆のアプローチも、
ブランドの「らしさ」を体現しているポイントです。
膝に入った大胆なダメージや、
かかと部分の擦り切れ具合も、
ただの加工ではなく、かつての
「偶然」を意図的に再現したもの。
それが今のスタイルと融合することで、
どこか懐かしくも新しい“抜け感”を演出しています。
自分らしく、自由に、そして上質に
「Organic Cotton Denim Pants*Crashed」は、
UNDECORATEDのこれまでのイメージを
裏切るようでいて、
実は深く共鳴する一着です。
“素材の良さ”を大切にしながら、
“遊び心”と“感情”を取り入れたこのデニムには、
服を着ること・選ぶことの楽しさが詰まっています。
理性と感性が融合したこの1本。
これからの季節に活躍すること間違いありません!
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